米子で占いとカウンセリングをしているゲッターラボの藤原です。
仕事の相談というのはよくあります。
「仕事運を見て欲しい」「転職をしていいだろうか?」「なかなか自分に合った仕事がみつからない」「今の仕事場でトラブルだらけで困っている」などなど。
仕事をするという事の意味や、その先になる「好きなこと仕事に」とか「やりたいことを仕事にする」ってお話をしようと思います。
先に言っておきます。
この世界は「縁」というものがあります。そして人生の中でこの縁と言うやつはとても大きな意味を持っています。自分がなりたい自分になるためにはこの「縁」は不可欠なんです。
言い換えれば、なりたい人生を歩んだりそちらに向いている人は間違いなく、「縁」がどこかでそこに関わっています。
僕のコンセプトの1つは「好きなこと仕事に」です。
その僕のブログを読んでいるあなたは僕に何かの縁で読んでいるんです。「たまたま、検索で出てきた」「占いを探していて読んでいる」「もともと僕のことを知っていたから」そこにはいろいろな経緯はあるでしょうが、なんであれ「縁」があるのです・
「好きなこと仕事に」と思っている僕に縁があるあなたは「それができるから」そんな縁で僕のブログを読んでいるのです。
それでは「仕事」のお話です。
仕事をする理由
仕事の相談の時によくお話するのが、「仕事をする理由」ってお話です。
仕事をする理由は2つあると僕は思うんですよ。
「生きるため(生活のため)」と「楽しむため」
生きるため(生活のため)
「生きるため」とか言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、僕ら人間も生物である以上は「生存欲求」がありますしそれが生きていくうえでの根幹の部分にもなります。
マズローと言う心理学者が言うには5段階の欲求があるそうで、それがピラミッドのような形で「層」になっているそうです。そしてこれは「下」にある欲求が叶えられなければ上の欲求は出てこないんだそうです。
この欲求の段階の下の方は「生存欲求」なんですね。
生命の維持や安全や健康、経済的な安定なんです。
これらが満たされなければその上の欲求は出てきません。
その上には色々ありますが最終的には「自己実現」なんですね(最近はもう一つ上に「自己超越欲求」と言う他者や社会への貢献ってのがあって6段階って言われています)
ということは「やりたいこと」とか「好きなことをする」って自己実現はあくまでも生存欲求が成り立っていることが前提になるわけです。
漂流して無人島に流れ着いて、食料があと1日分しか無いって時に「夢を語れ」と言われても無理なわけです。
では、この「生存欲求」ですが、これは現代の日本にいる限りはほぼ「お金」で解決できます。
先程のマズローの話にも「経済的安定」って出てきます。
だからといって、億万長者になる必要はないわけです。
あくまでも「生きて行きける」「安定して安全」であればいいわですから、先進国に住んでいるなら普通に働いていればこれは得れるわけです。
確かに今の時代はかなり経済の面や政治などが不安定で「先行きの不安」はありますが、少なくとも日本にいる限り「餓死」することはよっぽどな状態なわけです。
そしてこれを得るために「仕事」が必要になるってことです。
そうなると、この「生きるため」の仕事に必要な事は、「効率」であって「楽しい」とか「好き」という感情は必要なくなります。
ただ、あまりにも「嫌なこと」とか「嫌いなこと」、「生理的に受け付けない」「体力的に不可能」とかって過度のストレスになることは「効率」うぃ非常に落としてしまいます。
なので、この「効率」の中には「感情」の部分もある程度の考慮は重要になっていきます。
いくら効率が良くても「やれること」をやらないと無理をすれば、そこには精神的な負荷がかかりすぎてしまうので、「安定」を失ってしまう事になります。
ただ、そう入っても「好きなこと」をやっているわけではなく「やれること」をやっている以上は、大なり小なり精神的な負荷はかかり続けます。
現代人の多くはそこを何とか誤魔化しながら生きている訳です。
効率よく仕事で生存欲求を満たしながら、同時に「楽しむ」な仕事を探す行動をもしくはまずは「意識」を持っていないとどんどん疲弊してしまうんです。
楽しむため
今回のお話は「仕事」ですが、この2つの理由ってそのまま「人が生きる理由」でもあるんです。
「生存欲求」はまさにそのものではりますよね。
では、「楽しむ」はどうなでしょう?
仮に、人間という生きもが「生存欲求」だけが生きる理由だったとしましょう。
すると、「食事」は生命の維持には不可欠な行為ですよね。栄養とカロリーの補給です。
もしも、「生存欲求」を効率的に満たしたいなら、栄養士さんが考えてくれた栄養とカロリーがバランスよく摂れる献立を3食365日、同じ献立で食べ続ければ非常に効率がいいと思いませんか?
でも、できないですよね。
それは何故か?
飽きるからでしょ。
「飽きる」ってことは言い換えれば、2食目、3食目からは楽しく無いってことです。
本来は「生存欲求」を満たしための行為のはずの「食事」も人は「楽しみ」にしているんです。
昔、何かの実験の動画で見たことがあるのですが、一杯のドリンクで1日分の栄養とカロリーを摂れるというものがあって、それだけで生活するってものでした。
これにはドクターが毎日の健康チェックをして常に身体状態は確認していました。
結果どうなったかというと、最初の1週間はむしろ余分なカロリーとかが減り暴飲暴食が無くなって、軽快に過ごしていました。
ところが、10日辺りからだんだんと様子がおかしくなつてきます。
イライラしたり大声を上げるようになったりしてきたんですが、肉体的な健康は正常でした。
最後は精神的に異常をきたして中止になったんです。
これは、食事は栄養とカロリーを接種することだけが目的ではないって事なんです。
栄養とカロリーを摂ることで生存欲求を満たすのなら、並んでまでラーメンを食べる必要なんて無いわですよ。
でも、人はそれをします。
「人は生きることに無駄であればあるほど楽しい」
どうも人という生き物はそうらしいのです。
でも、途中にお話したように「生存欲求」を満たさないと「楽しむ」はできません。
ならば、その「楽しむ」を仕事にして「生存欲求」も満たせばそれが一番効率がいいってことになります。
好きなこと、やりたいことがわからない
ここまでの話は、何となく納得できてもその肝心の「好きな事」「やりたいこと」がわからないって人がほとんどではないでしょうか?
これは、セッションの時のも同じで、ここで書いているようなお話をして「そうだな~」と思ってもらえても、「でも、その好きなこと、やりたいことっていうのがぜんぜんない」って言われる人が圧倒的に多いのです。
ましてや「好きなことを仕事に」とかはさらに思いつきません。
これはかなり深い話になっていくんで、詳細はまた別の回でブログでかいていこうと思います。
このホームページでのブログにもおいおい書いてはいきますが、僕がやっている別のブログで「好きなことを仕事にする」というテーマの話を書いていますから、そちらも読んでみるとわかってくると思います。
「好きなことを仕事にする秘訣:子供の心を取り戻して幸せな人生を手に入れる方法」
https://michibiki.blog/?p=222
好きなこことを仕事にって考えた時に一番の邪魔は、「それが仕事になるか」と考えることです。
見つけるべきは「楽しいこと」であって仕事になるかはあとからついてくることです。
ここを多くの人は履き違えています。
多くの成功者と言われる人達が口を揃えて言うのは、「やりたいことが先でやり方は後」って言います。
もっというと、本当に心の底からの「やりたい」「好き」って思えるものを見つけたら、「どうやる」とか「何をする」は勝手に出てくるんです。
「やれる」「やれない」ってなるのは「やり方」から考えるからで、本当の意味での「やりたいこと」を見つけていない思考の状態でいくら考えても「やり方」なんて出てきません。
「やれる」「やれない」「どうやって」は、「生きるための仕事」の時には「そちらが先」ですが、「楽しむため」では逆になるんです。
あと多くの人が勘違いしているのは、「やりたいこと」を見つけてからそれに向かっていろいろなことを手に入れると思っていますが、そんな場合もありますが実はそれは稀で多くの人は、いろいろな経験や体験、知識、人脈んどが先でそれらがある程度、手に入った時に「気づく」のです。
目的があって材料を集めるのではなくて、集まった材料から目的が見えてくるんです。
その材料には、生きる為にしてきた仕事もですし趣味とかサークルでしてきたこと、親にやらされたこと、生きるために必要だったこと、その時は「夢」だと思って目指したけど挫折したこととかいろいろなんです。
多くの成功者という人が「決めて覚悟を持てば叶う」って話をしますが、「その決める」のには「材料」が先に必要なんですね。
そして、多くの大人たちが忘れてしまっている「材料」は「好奇心」なんです。
そこが欠けてしまっているから、「好きなこと」「やりたいこと」が見つけれない人って多いんですよ。
そう思って自分と向き合ってみるのも必要ですよ。
そして、最初の方に書きましたが、僕のブログに出会っているという「縁」がある人は、僕のコンセプトの「好きなことを仕事にする」ができるから出会っているという事は忘れないでください。
それでは終わります。
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